海にかけた50%or50%


ドアに手を伸ばしたとき…


―ガタッ―


え?
ゆっくり顔を上げると…

「なんでだよ…」

「え?」

朱鷺也くんがドアの前に立ちふさがった。

「俺は、めちゃくちゃ必死なのに…秋菜はなんでそんなあっさりなんだよ!!」

朱鷺也くん?

そういうと朱鷺也くんが私を強く抱きしめた。


朱鷺也くんの気持ちすごく伝わってくる。


私は朱鷺也くんを見上げた。


「上目遣いはやめろって…」

え??


私は無駄に大きなベッドに押し倒された。


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