海にかけた50%or50%

明日の約束


―♪♪♪♪〜♪♪♪♪―


秋菜のケータイの着メロが鳴った…。

「あ…はい」


秋菜は悲しそうな顔をしていた。


「秋菜?」

「あ…なにぃ?」


あいつは笑顔を俺に向けた。


「そうだ…私もう帰らなくちゃいけなくて…でも朱鷺也くんにお礼したいし…」

「じゃぁさ」


「本当にそれだけでいいの?」

「うん。いいよ…これアドとか書いてあるから」

「ありがとう。じゃあね」

「またなぁ」



俺は
秋菜のことをもう少し
知りたいと思った。

これが恋なのかは
よく分からないけど…

とにかく

秋菜のことを
もっと知りたい。



だから俺は
これから毎日この場所で
秋菜と会う約束をしたんだ。



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