海にかけた50%or50%



その後

一時間ぐらいして

裕樹が事故にあったて、聞いて…。


私は、辛い体を引きずって
必死に裕樹のいるところへ向かった。



「裕樹!!」


「…な…ぎ…さ?」


「そうだよ!!私よ!!」


裕樹はやつれていた。


「こ…れ…」

裕樹が私に何かをくれた。

それは…

「完治…祈願…」



私は、とめどなく
涙がでてきた。



「渚…っ」

「絶‥対…元…気に‥なれ」


「うんっ…。約束するから」

「約…束な?」


「うん。指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ーます指きったっ…‥裕樹?」



裕樹は笑顔だった。



「裕樹?」

「渚っ…やめなさい」

「裕樹!!」


「やめなさいっ」


「ねぇ…裕樹!!」


嘘!!約束したじゃない!!


「渚」

「起きてよ…ね、裕樹!!」


「裕樹くんは…亡くなったの!!」

「いやっ…!!!‥裕樹っ」


信じたくないよっ








ねぇ…裕樹?
私は…裕樹を思い出にできるのかな?









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