Love Struck in Sea
6 何もいらない
私は向かった。

今、一番行きたい場所に…。


電車に揺られて、何か嫌な予感がしたの。


分かってる、葉山は何も悪くないんだ。

私の私情が悪いんだよ。

でも、言わずにはいられなかった。

葉山といると、思い出が崩されそうになる。


見えたのは、一面海。


暮れかかっていて、
夕日がキレイに海に写し出されていた。


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