Love Struck in Sea
家について、のんびりしていると、お母さんが電話をもって来た。


「電話よ〜お友達。」


美亜かな?風帆かな?


「もしも〜し!?」


ハイテンションで電話に出る。

「おっ俺だけど!」

葉山だ!

「さっきはごめん。なんか言われたら嫌な事言っちゃったのかなって。」

葉山は静かに続けた。


「でも俺、軽い気持ちで言ったわけじゃないから。高橋とか本当にかわいいと思ってるから!」


なんか、そんな電話…


笑っちゃいけないけど
心は笑ってしまっていた。

「うん。ありがと。」

今なら、
素直に喜べるのにね。
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