Love Struck in Sea
休み時間に入った。
3時間目はあんまり集中出来なかったんだよね。
さっきのコトもあったし。

美亜乃が私の席にやってきた。

「羽美〜〜!なんかあった?」

これは話すべきか…

コウツキミアノ
神月美亜乃

美亜乃とは、中学も同じで大の仲良しだった。

学力も同じくらいで、高校も同じところを狙ったんだ。

でも、今考えると、同じ高校に入ったのは美亜乃の優しさだったのかな。


ありがとう…美亜乃。


だから、美亜には隠し事はなしってことになってて。


「えっとねぇ。」


美亜に話し終わった時には休み時間がちょうど終了した。

美亜は「ちょっと困ったねぇ。でも、気にしない方がいいよ〜。いつもいると限んないし。」

もちろん、美亜が言っているのは海にいた男の人の話。
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