キャンディ



先輩待ってるかも!!!



い、急げー!!



運………悪く、全ての信号に引っ掛かり約10分も遅刻した。



うぅー…先輩に会わせる顔がない。


トボトボと急ぎ足で待ち合わせ場所へ行った。



行ったら既に先輩は居た。


背中を向けている先輩に声をかけた。



「せ、先…ぱ…ッい!!」


頑張り過ぎて息切れが酷い。


「あ!夏菜ちゃーん♪」



先輩は振り返り私の名前を叫んだ。



叫んだとゆーか、呼ばれた?


てか、先輩の私服姿……ヤバい!!!!

カッコ可愛い!
先輩、自分のこと分かってる!!



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