副番長
ヤンキー
1
―という訳で、あたしは悪くなることを、決意した。
全て、父親への復讐のために。
とりあえず、マキ達にこのことを報告。
マキ達はもとから悪いので、協力してくれると。
まずは、言葉使いから。
普通の子は大抵言葉使いが悪いとマキ達は行っていた。
最初のうちは、言葉が変になってしまったり、マキ達と会話が噛み合わなくなったりと、大変だった。
でもだんだんと慣れて来て、普通の子の様になっていった。
早く、父親の驚く顔がみたいな。