副番長


ある程度、心構えが出来た頃、あたしは遂に決心した。


父親に悪くなった様をお披露目する!



段取りはどうするか。
まぁ、どうせあいつはマキ達のことを聞いてくるだろうから、その時に逆らおう。

よし、決定!

マキ達に報告すると、頑張ってねとのこと。

どうせあいつは帰り遅いからな。
珍しくリビングで待ち伏せするか。

実はこの頃から、学校をサボり始めていた。
マキ達もサボっていて。
近くの喫茶店でお茶しながらのおしゃべりは、とても楽しかった。


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