副番長


夜、指定された場所に行くと、マキの他に、メグ、コータ、シンがいた。
みんな、マキと同じ学校で、あたしだけ春樹学園。

「やほ♪マキ」

あたしは一気に笑顔になった。
バレない様にばっちりメイクしたし、ヤン服だって着てる。

「よっ。恵。久しぶり」

マキはそう返した。
とりあえず、まだ夜と言ってもまだ早い。
みんなでカラオケに行く事にした。
移動中もマキ達はあたしのグチに笑いながら聞いてくれた。
この友達がいなかったらどうなってたかな。って何度も考えた。


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