小悪魔彼女×天然彼氏


「うーん…どんな人?」


「えっと〜可愛い」


「ふんふん」


「おれと仲いい」


「んー」


「名前には.Kがつく」


「うーん(*_*)」


梨那ちゃんしか浮かばん。
けどKじゃなくてRだよね…


「わかんない」


「…」


「もう教えてー(笑)」


「…っ」


「…?おーい.純也くん??」


「華南、こっち向いて」


「なに??」


「…真面目に話すから.聞いて」


「う.うん」


見たことないくらい真面目な顔の純也くん。

イヤとは言えないでしょ〜…


「おれ..」


「…どしたの?」


「華南だよ.華南がすき」


「…………っは?!」


「ずっとお前がすきだったんだよ」


「………えっと…?」


「華南、、」


「…なに……?」


あたしの心臓はばくばくだった。

真面目な顔でそんなこと言われて。


「純也く…」


「華南に.ちゅーしたい」


「……え?…な.何言って…」


「…華南っ」


そう言って純也くんはあたしを抱き締めた。

その時はすでに恐怖という感情しかあたしの中にはなかった。


< 20 / 21 >

この作品をシェア

pagetop