小悪魔彼女×天然彼氏
「…っやだぁ!」
「華南っ、!!」
「いや…」
純也くんはあたしの顔を片手で自分の顔の方に向けた。
「やめてよ、」
「むり」
「っやめて!!」
どんっと純也くんを突飛ばし.走って家に帰った。
「華南…!」
次の日.純也くんは転校した。親の都合で。
それ以来は会ってない。
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あんな恐怖。
もう二度と思い出したくなかった。
けど今の裕太郎の表情からは.当時を思い出すことしか出来ない。
怖い…
震えるあたしに気付いたのか.裕太郎ははっとしたようにあたしを離して.みるみるうちに
男の顔
から
裕太郎
に変わっていった。
「っごめん華南!おれ…っ」