好きなのに。
私が君を好きだと知ったのは10月頃。


さりげない、優しさに惹かれた。



でも、君はすごくモテるみたいで―――。



私みたいな平凡な人が一緒にいれるわけがなくて。


でも君と同じ班になれたというだけで幸せだった。


ちょっとでも話せるというだけで幸せだった。



君がいるから、友達の飼育委員の仕事も手伝った。

< 2 / 20 >

この作品をシェア

pagetop