2月14日の出来事。
「うわっ…」
「知也、ちょっと屈んで」
「???」
屈んで小さくなった知也の首筋に私は、はっきりとキスマークを刻んだ
「あ…こら。綾!」
「おあいこだもん!」
キスマークに触れながら知也は怪しく笑った
「いい度胸だな綾。」
「へ?いや…あの、同じこと私にした…よね?」
「誘ってんでしょ?」
「やだやだ!違うって」
冷たいフローリングに倒され知也はまた笑う
「いや!寒いし!!」
「なら、ベッド行く?」
「知也、チョコ食べようよ!!昨日私、頑張って作ったんだから」
「え?手づくりなの?」
コクンと頷くと知也は私を起こしてくれた