冬物語
そして今まで黙っていた3人が口を開く。
「な、な~んだつまんねえのっ」
「だ、だよな~。この学年初のカップルかと思ったのによ~♪」
「そ、それ思った!ちょっと期待したしっ」
「んなわけねえじゃん。な?笑」
「え、あ…う、うん」
いきなりレイにふられてあせって変な返事になった。
自分もあの時、
なんであんなこと言ったんだろ…
自分が後悔するだけなのに。
あたしは…
好きだったのにな…
恋愛対象外…
恋に発展しちゃマズイ…
レイにとってあたしは
迷惑なだけだったんだ。