冬物語
私とレイの仲を崩した一番最初の人たちがそこにいた
「?・・・あ。」
一人の男子と私が目が合った
「どした?」
「?」
二人の男子はまだ気付かない
「よ、よぉぉ・・」
目が合った男子がそう言って、軽く手を挙げる
「!」
「!」
他の男子も気がついたみたいだった
「・・・。」
もちろん私は何も言わない
そのぎこちない、何ともいえない空気は、三人をよりいっそう戸惑わせた
「げ、元気してた?」
「ひ、久しぶり・・だな。」
「ほんと・・久しぶり・・ハハ・・」
力なく笑う三人。
「・・・」
顔引きつってますけど・・