冬物語
帰り道の道路――
よく見ると、うっすらとコンクリートの積もってきていた。
空を見上げると、顔に雪が降ってきた
太陽は出てない
だからかな?
レイへの気持ちがまた
積もってくみたい――
冬は嫌いだ。
あたしの想いを集めてしまうから
冬は嫌いだ。
わかってるのに
届かないことくらいわかってるのに
忘れようとしても、どれだけ忘れようとしても、どんどんレイが好きだって想いが溢れてくる
3年も経っているのに
あたしだけが前へ進めない……