激情型お姉さん ナツコ
「なんでナツコが次に呼ばれるんだ?
一番は母ちゃん二番は父ちゃんだ。」



「父ちゃんが二番か。
仕方ないなー。」



ナツコは不満そうに言った後こう付け足した。



「じゃあ、三番!」



すると父が



「いかん、わしが三番じゃ。」



「なによ、『ナッちゃん』が三番よ!」



「いかん、それは譲れん!
大体、お前は常識がなさすぎる。
叔母ちゃんか、ナツコ叔母さんと呼ばせないと。」



「『ナッちゃん』が呼びやすいからって三番の座を奪おうっていう魂胆ね!

明日から毎日『ナッちゃん』を教えるわ!

じいじなんてばあばの次よ。」



「なにぃ!わしは順位で言ってるんじゃないぞ。
そんな常識外れは娘でもなんでもないわ!」


「見てらっしゃい!私が三番になってみせるわ!」
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