宇宙想い-soraomoi-

藍爽小にはタクシーに乗っていく。

─タクシーに乗ること20分後─タクシーの運転手さんに応援され、今、藍爽小、目の前です。

「古っ!」

隣にいた愛結が言う。

「古いじゃなんか『歴史的』みたいなイメージがあるからこーゆー時は『ボロい』って言うの!」

最もな答えでしょ?(笑)
「あ、なるほど!」


そんなバカな話をしながら藍爽小の体育館へ向かう。

───バタンッ


「あぁ〜。」

体育館はゴムで出来ていた。私の所の珠星小は木で出来ている。私的には唯でさえ他の学校なんかにはなれていないから、せめて体育館くらいはなれている木にしてほしかったかな?


最初の試合は男子からやる。あ!言ってなかったけど、女子も男子も藍爽小で卒業試合をします☆言わなくても流れ的にわかったよね?

「お願いします。」
「お願いします。」

男子のジャンプボールは臨だ。男子には臨よりも背が高い奴はいるけど、ジャンプ力は臨の方が高い!
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