宇宙想い-soraomoi-

部活終編

「ありがとうございました」


「あ、」

もう、授業はとっくに終わり、部活まで終わっていた。さっきお母さんに『いってきまーす』とか言って家、出てきたばっかりだったのに。
あ、そうだ!

「先生ー!」
「はい?」
「卒業試合の相手決まった?」

そう、もうすぐ何もかも卒業なのだ。

「まだだよ〜。」
「ふーん。」
早く決め手ほしいな〜。

「おぉ。突き指3号!
…正しくはひびだけど。」

臨だ。

「うるさいな〜。」

臨の隣には

「え!?ひびなの!?」

崇葉。

「違うよ。」

って嘘をつく私。

「だってひびって言ったじゃん。」

臨が私の嘘を本気にしはじめた。それは大変。

「そうだよ。」

本当の事を言った。

「マジで?」

崇葉が質問?してくる。
あぁ、なんか崇葉と話しても楽しくない。ムカつくだけ。私はアンタなんかに『大丈夫?』とかそんな同情いらんから。

あ!そうだ、そうだ。

「あ!臨。結局入るの?」「あぁ。入るよ。」

「入るって?」
崇葉が聞いてきた。
いちいちうるさいな。

私はそれを無視した。
「絶対ね!」
「うん。」

それだけ聞くと私は去っていった。
去った後も崇葉と臨は何かを話してるようだった。
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