宇宙想い-soraomoi-

心との出会い

そうだ！
小町ちゃんに聞いてみればいいんだ！
『今、臨とはどうなの？』って！
前に相談されてそれっきり何にも臨について話してないっけ？
よーしっ！

〔送信:小町ちゃん〕
【やあ！最近、臨とはどう？まだ、付き合ってる？順調？】


よし！

───『別れてるよね』
何？

───『だよね。別れてる、別れてる。』
はぁ？

───『仲良く無さそうなのに付き合ってる訳がない』

それはまた、私の本音？
バカじゃないの？
別れてなんか……いない、よね？

〜♪･♪･♪〜

はっ！

〔受信:小町ちゃん〕
【うん！この前臨に別れたほうがいい？って聞いたらまだ別れたくないだって！】

────…へぇ。よかったね。


───『え!?そんな…』
ヤメテ。
ソンナコトオモッテナイ。ダカラ……、

───『ジャアナンデ、アナタノココロニキズガフエタノ？』

………え？

さっきまでの、私の本音じゃない…？
これは私への質問？

……、
いいわ、答えてあげる。


そんなことは無い。
私の傷は増えてない。

───『フエテルヨ。』


何故分かるの？

───『ソレハネ、ワタシハアナタノココロダカラ。』


あぁ、そうか。
なるほどね。うん、
じゃあ、貴方が言う通り、私の傷は増えたのかな？

───『ソウダヨ』

私は知らない間に、臨を好きになってたのかな？


───『コイトイウノハソウイウモノ。』


あはは。
じゃあ、私、連続でふられた。って事になるね？
アハハハハ！
面白い、面白い。
アーハハハハハ。


───『……、』

何？なんかいってよ。一緒に笑おうよ？アハハハハハハ。



───『……、

アナタガソウヤッテツヨガッテイルアイダモアタシハキズツイテイク』

え？どういうこと？

───『─────』



あぁ、もう聞こえないや。もう寝るよ、おやすみ、私の傷ついてしまった心……。