地味子の可愛くなる方法
「ああああのっ!ちょちょ…ちょっと良いですか!?」



しーん…


真っ赤になりながらうろたえる。
ううう。
なんで皆黙るんですか…?



本日二回目の沈黙。



「ダメ!顔が強張ってるし、敬語なんてダメよ!」



里恋先輩は、私の鼻を指で突いた。
あ、里紅と一緒だ。
先輩は私に手本を見せる。



「ねぇねぇ、ちょっと良いかなぁ?………位の勢いよ!愛姫!」



「は、はい!!」



いきなり呼び捨てでビックリした。
だがどんどん私のレッスンは続く。












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