地味子の可愛くなる方法
「…うっせぇー////」



里紅が真っ赤になった顔を手で覆っている。


それをみて、私はもっと照れてしまった。
は、はずかし…



「じゃあその笑顔で自己紹介してごらん?」



「はいっ。」



ふーっと息を吸い込み里恋先輩の方を見る。



「はじめまして、野川愛「ストーーップ!!」



へ!?


突然の大声と、差し出された右手に、私は驚いて背筋を伸ばす。









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