地味子の可愛くなる方法
「サッカー部?」



私は里恋先輩を見つめた。



「ん?あぁ、ウチは何でも部でしょぉー?だからいろんな部活から依頼が来る事もあるのよぉー☆」



へぇ…、
里紅、きっと格好いいんだろうなぁ…。
すでに、住吉先輩はいなくなっていた。



「ほら、あの男共は気にしないで始めよ?」



「はいっ…あ!里恋先輩!!」



「ん?」



「お友達、できました!!」



「!
よかったじゃない!!」




里恋先輩も、自分のことのように喜んでくれて。
ついでに抱きしめてくれた。


私も、抱きしめ返した。








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