15歳の母

ヒトシには負担を
かけたくなかったが
別れないよと言い張る
為に言う事に決めた。

"今度話があるの"

放心状態の私は送信する

"♪♪♪〜"

後戻り出来ない事を
知らせるかのように
メールの受信音が鳴る

"なに?今度じゃあ嫌だ"

やっぱりヒトシはずっと
今まで察してきたんだね、
と私は思った。

"今度でいいの、今日は
もう遅いからまた今度。"

数分もしないうちに
返事を返す..
< 13 / 52 >

この作品をシェア

pagetop