15歳の母

眠い目をこすりながら
ヒトシを起こす..

昨日の夜と変わって、
かわいい寝顔で寝てる

「ヒトシ?おはよ」

なかなかちゃんと起きずに
寝ぼけて私にキスをする

昨日の事を思いだし
なぜ怒らずに普通に
接触てくれるヒトシに
不思議で不思議で
仕方ない気持ちだった。

「ねえ?なんで怒んないの」

寝ぼけてるヒトシに
恐る恐る聞いてみる

「ぅーん、だって
アイナは悪くないじゃん」

一瞬、なんで?って
思いながらもヒトシは
頭を撫でてくれた。

「お母さんに言うんだよ?」

強い口調で私に言う。

「ぅん..」
< 19 / 52 >

この作品をシェア

pagetop