15歳の母
"♪♪♪〜"
メールの受信音が鳴る。
送り主は彼氏のヒトシ
学校があっても毎日
メールをかかさずくれる
"おはよ〜♪"
という内容。こんな
短いメールでも私には
喜びを感じる事が出来る
友達に、
「誰ー?いつも授業中
メールしてるけど」
と言われるけれど
冷やかされるのがおち。
だから私はいつもごまかす
ヒトシは私の通ってる
中学からそう遠くない
中学に通ってる..
私は同じ中学での交際
に憧れを抱いていた
でもヒトシの前では
寂しさを隠していた。