15歳の母

「足出して寒くない?」

「大丈夫だよ♪」

毎日履いてるスカート
だし、短くしてる為に
寒いとゆう感覚はない

でも優しいヒトシは
何もいわず自分の
着ていたブレザーを
私の足元にそっとかける。

公園内は暗くなってきた頃、
そっと互いの唇が
重なり合う..

「人が来たって」

私が忠告をしているのも
関わらずに何度も
キスをしあう。

時間が止まればと
思うくらいに、私は
そのひと時が
恋しくて仕方なかった..

帰りの時間になり、
電車を寂しげに見送る。

"♪♪♪〜"

携帯の受信音が鳴り、
メールの送り主は
会ったばかりのヒトシ。

"楽しかった☆ありがと"

私は心の中でにやける
くらいに嬉しかった..
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