俺はキミの生徒





「ホントに?許してくれる?」

まだ目に涙を溜めている柚木ちゃん。


そこで、俺はあることを思いついてしまった。



『いや、やっぱ許さない

ただし俺の言った通りにしてくれたら許す』


ダメだな…俺。

S気が出てきやがった。



「私、どうするればいい??」



『学校以外で俺のことは修司って呼ぶ』


そう言うと柚木ちゃんは目をパチクリ

あれ?ダメだった?


何言ってんの?コイツ…

って思っちゃった?



なんて考えただけ俺はバカだった。



「そんなことでいいの??」









< 13 / 306 >

この作品をシェア

pagetop