俺はキミの生徒




『まず、あと3ヶ月後にある学校祭について話し合おうと思う』


瑠李先輩がホワイトボードの前に立ち、話し始める。



『例年通りの形式で行う。


まず、学校祭実行委員にクラスで何をやりたいかという案を提出してもらう。

その案が通ったところから詳しい内容などを報告。


そして準備に取りかかって貰う。


春谷は1年だからどんな感じかうまく把握できないと思うから、分からないことがあれば俺でも誰でもいいから聞いてくれ。』


そこからは詳しい説明。


学校祭の間、生徒会は忙しいためクラスの出し物には参加できないことや

クラスの出し物を観に行く時間がないかもしれない、という話。


やっぱ生徒会って忙しいんだな。



『それじゃあ今日はここまで。

これから招集かける機会増えると思うけどサボりは絶対すんな。


あとでどんな目に会うか分かんないから』


その瑠李先輩の言葉で立ち上がる妹の千絵先輩。

俺も立ち上がり、生徒会室を出た。








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