俺はキミの生徒
「修司…ちょっと!」
ヤ…ヤバイ。
疲労がハンパない。
そんな俺のところへ千絵先輩の声が飛んでくる。
『………なんすか』
足が重い。
頭が重い。
今すぐ座らせてくれ…
「あのさ、ちょっと…サボらない?」
そう言ってニヤッと笑う千絵先輩。
でもサボったりなんかしたら…
考えただけで恐ろしい。
「修司?
ここはどーんとあたしに任せなさい!
瑠李にバレたらあたしに誘惑された、って言えばいいから。
だから…サボろ?
1度、修司と語ってみたかったんだよねー!」
千絵先輩にそう言われ、俺は黙って後ろをついて行く。