俺はキミの生徒
第2章

イヤな予感






『あれ~?
修司まだ起きてたの~??』


ふにゃふにゃと言いながら新が目を覚ます。



『ああ…悪い、起こしちまって。』


『いいよ~でんでん~…』


新はそう言ってまたふにゃふにゃと言いながら眠ってしまった。



なんなんだ、コイツ。

全然がでんでん~…になってるじゃんか。


もうダメだな。

高校生じゃないだろ。


ってか小学生だろ。

しかも1,2年生くらいだろ。


なんて心の中で新にひたすらツッコむ。



さっきまで柚木ちゃんの言葉に喜んでた俺はどこかへ行ってしまったようだ。



でも新にバレなくて良かった。

もし柚木ちゃんと話してたことバレてたらめんどくさいだろ。


とくに新になんかに見つかりたくない。







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