俺はキミの生徒
『んん…??
ちょっと待てよ?
柚木ちゃんが顔を出した、ってことは…
あ!修司、昨日柚木ちゃんと話してたんだ?!』
ちょうど飲んでいた牛乳。
もう少しで鼻から出るところだった(…下品...)
『それ新の見間違いじゃね?
柚木ちゃんが隣から出てくるワケないだろ。
だって2時近かったんだぜ?』
頼む。
頼むから騙されろ…新。
『うーん…
そうかなぁ~?
俺、寝ぼけてたしなぁ…
でも柚木ちゃんいたと思うんだよ~…』
新はパンをかじりながらブツブツ呟いてる。
『まあ…どっちでもいいか!
ってか修司、料理上手すぎ~!!』
………よっしゃ!
俺は小さくガッツポーズ
こういうとき新の天然さに感謝する。
普段は若干迷惑だが。