俺はキミの生徒





腕時計を見た柚木ちゃんは



「あーーっ!!」

と、大声をあげる。



「もうヤバイって!

ちょっ…修司!
ゴミ捨て…頼んだよ!


じゃ、また学校でね!!」


柚木ちゃんはゴミ袋を俺に預けるとエレベータに向かって走って行った。


たっく…おちょこちょいなんだから。

俺は溜め息をもらしながらゴミ袋を持った。



って…重くないか?コレ。


ふと、下を見ると柚木ちゃんの車が出て行った。



え…どんだけ急いだんだ?

下に着くの…早すぎだろ。






< 79 / 306 >

この作品をシェア

pagetop