俺はキミの生徒
腕時計を見た柚木ちゃんは
「あーーっ!!」
と、大声をあげる。
「もうヤバイって!
ちょっ…修司!
ゴミ捨て…頼んだよ!
じゃ、また学校でね!!」
柚木ちゃんはゴミ袋を俺に預けるとエレベータに向かって走って行った。
たっく…おちょこちょいなんだから。
俺は溜め息をもらしながらゴミ袋を持った。
って…重くないか?コレ。
ふと、下を見ると柚木ちゃんの車が出て行った。
え…どんだけ急いだんだ?
下に着くの…早すぎだろ。