きまぐれカフェへようこそ!
ん〜でもさぁ鳴ってたのが耳障りっていうふうにはとれなかったんだよね.......




勝手な判断なんだけどね??




耳障りなんだったら電話切れたあとにわざわざ知らせるかなぁ



うーん.......



そんな風にあたしが悩んでると横から



「ふっ...」



という声がした











『ふっ??』












「初めて初対面の人に優しいっていわれたことが嬉しくて.....



俺こんなんだからみんな怖がって話しかけない....


でもあんたは普通に接してくれた」





.......すいません。あたしも怖がってました.......




「女子と話すの久しぶり....」



『えっ??そうなの??』



「さっき言ったようにみんな俺を怖がってる...だから話し掛けに来ない


俺は怖くないって言いたいけど、なぜかそうさせない自分がいるんだ....」





そういって彼は悲しそうに笑った













何でだろう....そんな顔をさせたくないって思ってしまう......













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