きまぐれカフェへようこそ!
「何?茶羅ここしってたの?」


『あ、まぁ.....ね。朝偶然みつけたんだ』


「ふーん」


そういって冬士くんは1人店の中へ.....



ってか聞いといて「ふーん」かよっ!!まぁ大した内容じゃなかったけどさっ



....冬士くん入っていったけどコレ入っていいわけ??


あたしどーしたらいいの??



ちょっとドアの前で入ろうかどうか悩んでいたら店の中から「茶羅入って」という冬士の声が....



あたしはドアノブに手をかけてドアをあけた


チリンチリンッ


ドアの上についている鈴がドアをあけると同時になった


『...うわぁっ...!』


扉の中はとてもいい雰囲気がただよっていた


白いテーブルクロスの上にきちんと並べられたグラス、スプーン、お皿、ナイフ....


部屋中にただようクラシック音楽....


堅苦しさなど全くなく、逆にリラックスできる



「お気に召されましたか?」


冬士くんとは違う男の人の声



....誰だろう?



声のした方をみるとそこには







『今朝の親切なお兄さん!!』





.
< 17 / 62 >

この作品をシェア

pagetop