きまぐれカフェへようこそ!
「茶羅....ちょっと...」




そう言ってあたしの前に冬士くんがやってきて、オーナーさんの頭を叩いた



『ちょっと....冬士くん!?何やってんの!』



なにもオーナーさんの頭を叩くことないじゃん!!




そう思っていたらオーナーさんが顔をあげた



「あれ...もしかして私寝てました?」



「うん、寝てた」




え......ねっ....寝てたあ???



もっもしかして、深々とあたしに頭を下げていたのって....




寝てたから!?!?!?



「茶羅、オーナーはいつでもどこでも寝れる体質なんだ」


あたしが驚いてるのに気付いて冬士くんが説明してくれた



「いや...本当にすみません。昔からこういう体質なもんで...」



すまなそうにオーナーさんが謝った



....にしても、変わった体質だな、オイ



『いつでもどこでもって....

さすがに海とか川では寝れないでしょ。』



アハハハっと笑っていたあたし...




「いや、実はあるんですよ」




申し訳なさそうにオーナーさんが言った



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