きまぐれカフェへようこそ!

「失せろ、消えろ...今すぐ俺の視界に入らないとこへ行け...」





冬士くんは完全にお怒りの様で、先程から今まで彼の口からは聞いたことのない単語が連発しております....




ジョージ先輩はそんな冬士くんを見て肩を震わせて笑っていた




ここって明らか笑う場面じゃないでしょ


笑う先輩に冬士くんは眉間に皺をよせて先輩を睨んでいた



さすがの先輩も冬士くんの様子にちょっとやばいと思ったのか、顔の前で両手を合わせた



「メンゴメンゴっ!久々に冬士みたらつい調子にのっちゃった☆」



可愛らしく謝るジョージ先輩...


でも何回もいうように、名字だけは可愛いとは不釣り合いなんです


先輩は何回も冬士くんに謝って許しを得たみたい



そういえばここに来てから結構時間が経ったような...



そうおもって胸ポケットに入っているケータイを取り出して時間をみてみると...休憩終わりの予鈴まであと少しだった



『やばいっ!!もうそろそろ予鈴が鳴る時間だっ！！冬士くん教室に帰るよ〜

あっ！先輩、さようなら！』



「じゃあね茶羅ちゃん、またここにおいで!」



はい、また来ますと一言先輩に言ってから冬士くんを連れて来た道を戻っていった






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