それは運命だから・・・
「紫の犬だったから、友達も何もかもなかったんですぅ・・・アレンは」
・・・これがもし本当だったらなんて非道徳的な・・・
「じゃあ、アレンって名前、何で持ってるんだよ」
「・・・これは、最後の友達・・・ホウロウからもらった名前・・・殺されかけたけど・・・本当に・・・信じていた・・・」

「もういいって!思い出すな!全部忘れろ!アレンっていう名前も捨てろよ・・・・
これからは俺達が仲間なんだから」
「麻葉さん・・・」
・・・俺も寂しかったし・・・こうゆうの好きなんだよな・・・

「じゃあ麻葉、名前決めてくれや」
・・・なんだ?この生意気猫は・・・

「オイ・・・イノ・・・麻葉さんはマスターなんだぞ」
「関係ーナイやんそんなん」
「・・・まぁいいや仲間だし」
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