優しい魔王と優しい勇者の悲しいお話
「私は王国へ行くわ。魔王を倒すために。」




そう告げると、両親は悲しみのあまり泣き出してしまいました。




当然です。




可愛い娘をわざわざ死なせに行かせるはずがありません。




しかし少女は、両親の説得に首を縦に振ることありませんでした。




そして、必ず帰ることを両親に約束し、王国へ向かって旅立っていきました。
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