もう一度…
翔平は一瞬悲しそぅな顔してすぐ笑顔になり



『そっか!じゃぁ帰るかッ。』


『…うん。』




わたしはうんとしか言う事ができなかった。






わたしと涼太が別れた理由は次の日、涼太に


『昨日の夜なにしてた?』


『家にいたよ?』




わたしは咄嗟に嘘をついてしまった。


『嘘つくなよ!翔平と帰って公園で話してただろう?』



『見てたの?』



『…あぁ。』



『ごめん』



わたしは謝る事しかできなかった。



『何で謝るんだよ!』


涼太は壁を蹴りどこかへ行ってしまった。
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