もう一度…
わたしがあの時、嘘をついていなければ、今も幸せに続いていたのかもしれない。



わたしはメールをしても電話をしてもシカトされ続け、涼太は学校にも来ていなかった…




わたしはある日、涼太の家にいった…


『入れよ』


冷たく言われ玄関に入った。





部屋に入った瞬間、わたしは



『涼太ごめん!でもわたしは翔平に夜遅いから送ってもらっただけなの!』



わたしは連絡を無視された事、別れ話されるかもと心配で泣いてしまった。



『……恵冷那…別れよ?』



『…な んで? 』



『もぅさぁ〜わかんなくなった。』



『えっ?』



『俺がお前といると泣かせてばっかだし、信じてやれない。だからもぅ…別れよ?』



涼太は…泣いていた。


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