蜂蜜レモン
レモン男のチャリが急に動きだした
速っ…
速っ…
速いぃぃぃ"――――!!!!!(泣)
「いゃぁぁぁぁぁぁ―!!!降ろしてぇぇぇ"―!!!」
まっまっまっ…
まじで落ちる―!!!!
「落ちるッ!落ちるってば──!!!!(泣)」
あたしがとんでもない大きな悲鳴をあげると…
キキーッ
「てめぇ!!!後ろでキャーキャーるっせぇんだよ!!ちょっとは黙れ!!!」
んな…!!
勝手なことばっか言いやがってぇ〜(怒)
「なぁに言ってんのよ!あたしのこと勝手にチャリ乗っけて、勝手に進んだのあんたでしょーが!!」
「俺はもぅ遅刻すんのは御免なんだよ!しかも、隣に疲れ切ってるババァみたいな奴がいて!ッ俺の優しさだ!早く学校行かなきゃヤバいだろ???」
カッチーン
なんですと?
疲れ切ってる…
ババァ!!?
「はぁ???なぁんであたしが─…」
ん…?
「学校…?」
今…
何時だ!!?
「学校ーッ!?」
こんなゃつと言い合いなんかしてるから…ッ(泣)
「はやく行か…」
キーンコーンカーンコーン♪
あぁ…
そんな…(泣)
「最悪だし『ぅっげ!!!チャイム鳴ってるし!あぁ〜もぅまじありえねぇ!こいつなんかといっから…」
はぃ?