Ｈ

夜になり、俺は家にデジとカズを呼んだ。
ちなみにカズの本名は、安藤 一嘉。
デジは片手にノートパソコンを持ってた。
「今日呼んだのは、テロ関係なのか？」
零時は静かに頷く。
「あぁ。」
興味なさそうにカズは言った。
「テロかぁ。オレらに関係あんの？」
申し訳そうに零時は言った。
「実は俺の親父がいなくなった。たぶん、テロにつれてかれた。テロを探せば、親父が見つかると思う。俺の勝手だけど協力してくれ。」
「面白そうだし、俺はハッキングの天才。腕がなるな。」
「俺は危なくなったら降りるぞ。」
デジもカズも乗る気だった。
零時は頭を下げ、さっそく計画を練った。