皆が帰ると、零時は飯の支度をし、妹と一緒に食べた。
今更だけど妹の名は、向井 千佳。
千佳はまだ元気がなかった。
この前までは、食事も食べれなかった。
零時は箸を渡した。
「今日は食べれそうか?」
箸を受け取り、小さく頷いた。
結局、千佳はほとんど残してしまった。
でも、少しでも食べれるようになって良かった。


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