皆で飯を食べに行き、盛り上がった。
もう、すべてが楽しかった。
二次会のカラオケに行き、解散。
雨も降っており、零時は急いで夜道を帰っていると……

「シュー」

スプレーが吹きかかる。
眠気が零時を襲う。
かすかに見えた、黒いフードの人間。
あの夜の奴だ。
「おまえは……誰だ……」
零時の言葉を無視し、黒いフードは顔面を殴った。


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