夜中。
ぐっすり眠りつき、今は夢の中。
夢の世界は自由だ。
時々、夢の世界に住みたいと思わないか?
もちろん、嫌な夢はなしで。

外がうるさく、零時は目が覚めた。
なんなんだと思いながら、窓から外を見る。
異変はなかった。
今度は階段を上がる音。
その足音は自分の部屋へとやってくる。
時間は丑三つ時。
少しの緊張が走る。
そして、ドアが開いた。


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