悪魔の館へようこそ



「ごちそうさま。」


「羅夢、髪やって〜。
ほれ、ワックス。」


「ちょっと待って。」


4人は楽しいけど…
急がしい。

なんであたしが
海斗の髪をセット
しないといけないのか
考えようと思わない。


「貸して。」


やっぱり海斗は
ちゃんとしてるんだね。

宗ちゃんは寝癖
ついたままだもん。


「こんな感じでいい?」


「鏡〜。」


「動いて!」


なんであたしが
海斗の言いなりに
ならないといけないの?

本当予定と違う。


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