悪魔の館へようこそ
涙の跡を消すように
海斗は親指で拭ってくれた。
それを見て、
颯太くんがキスして来た。
悪戯な微笑みで。
またそれを海斗が見て
悔しそうに
あたしにキスしようと
して来たが…
拒否!
まだ早い!と言うと
子供のように駄々をこねられ
しまいには
廊下で犯されそうになったが
なんとか無事に
教室まで戻って来れた。
「羅夢ちゃん!」
「ごめんね。
気にしないで。
もう大丈夫だから。」
「早くご飯食べよう。
昼休みが終わるわ。」
もうそんな時間なんだ。
「本当ごめんね。
食べよう。」
颯太くんと海斗。
それから
りっくんともっちゃんの
7人でお弁当を食べた。
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