悪魔の館へようこそ



「俺は何番目?」


「2番目。
海斗の後。」


海斗は言えば
今日にでもシてくれそう。


「てことは
俺は羅夢ちゃんの好み
じゃないってことか。
がっかりだな。」


「そうね。」


顔は断然海斗だし。


「性格なら好みよ。」


「良かった。」


背中を流した後、
湯舟に浸かる。


「結婚するなら
颯太くんがいいな。」


「やった。」


颯太くんの笑顔
けっこう可愛いかも。


「彼氏にするなら
海斗だけどね。」


あたしのこと分かってくれる
気がするし。

一時的なものなら。


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